みなさん、こんにちは🌞
春爛漫、新緑が眩しい季節ですが、そんな季節とはうらはらに最近「なんとなくだるい」「なんだか寝つきが悪い」というお悩みをよく伺います。
「五月病」同様に、正式な病名ではありませんが最近よく聞く「4月病」、どんなものなのかまとめてみました。
🔴4月病とは?
新年度の環境変化などによる不安感や緊張感、精神的ストレスが体調不良となって様々な形で現れること
「5月病」は有名ですが、最近は同じような症状を訴える人が4月にもみられ「4月病」と呼ばれています。
春におこる体調不良なので春バテと呼ばれることも。
🔴こんな症状が当てはまったら4月病かも
・理由なく気分が落ち込む
・イライラしやすい
・なんとなくだるい、疲れやすい
・寝つきや目覚めがわるい
・肩や腰が痛い
・日中眠い
🔴原因は自律神経の乱れ?
実は、春は1年のうちで最も寒暖差が大きい季節です。この寒暖差に対応するため身体は交感神経優位の状態を続けようとします。神経の緊張状態が続くことで疲れがたまりやすい、胃腸の働きが悪くなる、肩こりや腰痛がおこる、寝つきが悪くなるなどの症状があらわれやすくなります。
さらに、春は入学や就職、異動など環境変化を伴う季節です。新しい環境や人間関係に対して過度に緊張したり、慣れない環境に身をおくことでストレスを感じることも多いため、自律神経が乱れやすくなります。
🔴自律神経を整えるために
- 決まった時間に起床し、起床後は太陽の光を浴びる
休みの日でもウイークデーと同じ決まった時間に起床し、起きた後はカーテン を開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。 - 質の良い睡眠をとる
ベッドにスマホを持ち込まない、リラックスできるアロマを焚いたり音楽を聴いたりするなど自然に眠るモードへ。 - 羽織もので体温調節を
パーカーやカーディガンなど着脱しやすい羽織もので寒暖差を乗り切りましょう。 - 適度な運動を継続する
ウォーキングやストレッチ、ヨガなど負荷の大きくない続けやすい運動を日常的にとりいれましょう。
🔴まとめ
✅4月にも「5月病」と同じような症状がおこることがある
✅春は寒暖差や環境変化に伴うストレスのため自律神経が乱れやすい
✅自律神経を整えるよう心がけることで4月病や5月病を予防できる
なかなか良くならないだるさや疲れでお困りの際は当院外来までお気軽にご相談ください。
ちぐさ内科クリニック覚王山
内科/美容内科/美容皮膚科
内科医 美容皮膚科医 近藤千種
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